アート振興に向けて

国際的なアートフェアのT​okyo Gendaiが開催されました。

現代アートは、世界の富裕層をはじめ各国にコレクターが存在し、コレクターは価値ある作品を求めて、世界のアートフェアを訪れます。

その開催地への経済効果は、例えば、アートバーゼル・マイアミビーチでは「スーパーボウル」に匹敵する規模とも言われています。

我が国には、世界から評価される作家が数多くいるものの、世界を巡るコレクターや海外ギャラリーが注目するようなアートフェアが定着してきませんでした。
2018年以降、私が委員長を務める党の小委員会を通じて、国際的なアートフェアの招致・開催を求めてまいりましたが、この度7月6日から9日まで「東京現代」がパシフィコ横浜にて開催されました。
「東京現代」はこちら(リンク)
富裕層のインバウンドの拡大策としても、今後のアートフェアの発展が注目されています。

党の提言を受け、3月28日には「国立アートリサーチセンター」が設立され、日本におけるアート振興の主体が形になりました。
今後さらに、美術館とコレクターのコミュニケーションの促進を通じて、アカデミアでの価値と市場での価値双方を高められる環境を整備し、我が国アート市場の活性化と、将来にわたって日本の国富となる我が国作家の作品をはじめとするアート作品の蓄積に取り組んでまいります。