世界一の都市、つよいTOKYOを目指して。
東京は、今も昔も、首都として日本全体を支え続ける、十分につよいまちです。しかし、国際競争力をさらに高めて世界の多様な人材を受け入れていくには、東京の“都市としての機能”を強化することが必要です。
この“都市としての機能”、つまり、
- 大雨が降っても、処理できる。
- 消防車が、一刻も早く現場に到着できる。
- 急病になっても、すぐ病院にかかれる。
- 学びたい学問を好きなだけ学べる。
- また、1,000万人が来訪するイベントでも、問題なく開催できる。
こういった都市の豊かさや確かさを支えるのが『インフラ』ではないでしょうか。
これからの都市に求められるインフラ 〜情報通信ネットワークと交通網の強化
オリンピックパラリンピックが開催されたあとの多くの都市では、大会終了後に経済が停滞する事例が散見されてきました。
東京では、オリパラ開催後にも日本経済全体が停滞することのないように、政策を実現していきます。
国際競争力を強化し、持続可能な経済成長を支えるためのインフラ整備。大切なのは、二つのネットワークの強靭化です。
一つは、情報通信ネットワークの高度化・強靱化。
もう一つは、交通ネットワークにおける未整備路線の着手です。
1、情報通信ネットワーク
国際都市として、情報通信ネットワークを高度化・強靱化することは、人々の暮らしを支える上でも重要な課題です。
昨年12月、携帯会社の通信が一斉に途絶えた事がありました。
それによる経済損失や、人々に与えた不安は大変に大きいものでした。今後、あのような事が起こらないように国としてもしっかりと通信ネットワークの基盤強化に取り組まなければなりません。
地震や台風、サイバーを含むテロに対しても、東京が都市として機能し続けるための通信基盤の強化は必須です。
2、交通ネットワーク
国際競争力をさらに強化するため、現在計画中の鉄道ネットワークのプロジェクトを着実に進めることはとても重要です。
羽田空港まで2時間電車を乗り継いでたどり着いても、飛行機に乗れば同じ時間で北海道までたどり着いてしまう、というような都内の地域もあります。
空港、新幹線駅、港。ターミナルへのアクセス向上は、『おなじ1時間でたどり着ける距離』を格段に飛躍させます。
地下鉄・リニア・羽田・港湾。
世界一の都市TOKYOになるために、陸海空における人の移動を効率よく効果的に、未整備路線の整備に着手していきます。
地下鉄8号線、11号線の延伸を実現させ、つくばエキスプレスを秋葉原駅から東京駅、臨海部、羽田空港まで接続をすれば、東京の国際競争力は格段に飛躍します。多摩都市モノレールの延伸も実現させるべきです。
オリンピックパラリンピック開催後にも、東京だけではなく日本の経済全体が停滞することのないよう、国際競争力を強化し、経済成長の基盤を整えていきます。